探触子の表示記号が「5Z10×10A70」である場合、末尾の「70」は何を表しているか。
斜角探触子の表示記号は、「周波数・振動子材料・寸法・種類・公称屈折角」の順に並んでいる。例として「5Z10×10A70」を分解すると、先頭の5は周波数5MHz、Zは振動子の材料(ジルコン酸チタン酸鉛系)、10×10は振動子の寸法(mm)、Aは斜角(Angle)を表す種類の記号、そして末尾の70が公称屈折角70°である。この並び順を覚えておけば、記号のどの位置が何を指しているのかを迷わず読み取れる。
公称屈折角とは、斜角探触子から入った超音波のビームが試験体の中を進む角度のことである。70A・60A・45Aなどがよく使われ、溶接部の探傷などでは目的に応じて角度を使い分ける。他の選択肢を見分けるときも、記号の位置に戻ればよい。周波数は先頭の「5」、材質は「Z」、寸法は「10×10」であり、末尾の「70」はそのいずれでもなく公称屈折角を表している。
5Z10×10A70 の末尾=公称屈折角 周波数・材料・寸法・種類・角度の順
関連規格:JIS Z 2345 系(標準試験片)/ JIS Z 2344(超音波探傷試験方法 通則)・探触子の表示
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