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超音波探傷 UT レベル2 / ○×

斜角探触子のSTB屈折角は、使用するにしたがって変化することがある。

非破壊検査(NDT)レベル2 UT過去問の解説。カテゴリ:斜角探触子と屈折角

問題

斜角探触子のSTB屈折角は、使用するにしたがって変化することがある。

  1. ○ 正しい
  2. × 誤り
正解
○(正しい)

解説

① 斜角探触子の構造

② 使用するとくさびが摩耗する

③ STB-A1/A3で定期点検

なぜそうなるのか

斜角探触子は振動子とくさび(前面板)を組み合わせた構造で、くさびによって超音波を試験体へ斜めに入射させ、試験体の中では横波として伝わらせている。屈折角は、このくさびが与える入射角によって決まる。ところがくさびの底面は探傷中に試験体との摩擦で少しずつ削れていくため、使い込むにつれて入射角が変化し、それにともなって試験体内の屈折角も変わってしまう。つまり購入時に表示されていた屈折角を、いつまでもそのまま信用することはできない。

そのためSTB-A1またはSTB-A3標準試験片を用いて屈折角を定期的に確認し、規定値からのずれを点検時に記録する。ずれが大きくなった探触子は交換する。使用にしたがって屈折角が変化することがある、という記述は正しい。

誤答の理由

まとめ

くさびの摩耗で屈折角は変化する STBで定期点検が必須

関連規格:JIS Z 2344 / JIS Z 2345

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